測量士 過去問 / 令和6年

令和6年 No.5
偶然誤差・正規分布

測量士試験・午前択一

問題

Q5. 令和6年 午前〔No.5〕
ある距離の偶然誤差だけを含む一群の測定値について、平均値が 80.000 m、標準偏差が 0.010 m の結果を得た。測定値の分布が近似的に正規分布に従うと仮定した場合、測定値が 80.005 m と 80.010 m の間になる確率は幾らか。
最も近いものを次の 1~5 の中から選べ。
ただし、必要に応じて 表5の正規分布表(上側確率) の値を使用すること。
ここで、表中の Z は、平均値が 0、標準偏差が 1 の標準正規分布における標準化変数である。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。
1.15.0 %
2.15.9 %
3.22.7 %
4.30.9 %
5.46.7 %
令和6年No.5の表5 正規分布表
出題時の関数表

問題文で指定されている関数表です。拡大して確認できます。

令和6年 測量士試験の関数表

出典:国土地理院・令和6年の問題冊子

正解・解説

答え

答えは 1。

正答根拠

標準化して z=(x−μ)/σ を使う。ここでは μ=80.000m,σ=0.010m。

80.005m のとき z=(80.005−80.000)/0.010=0.5。
80.010m のとき z=(80.010−80.000)/0.010=1.0。

表5は 上側確率 なので,
P(0.5<Z<1.0)=P(Z>0.5)−P(Z>1.0)
=0.3085−0.1587=0.1498

0.1498×100=14.98% なので,最も近いのは 15.0%。

1○ 15.0% が最も近い。

2〜5× 上側確率表の使い方を誤って,足したり,区間確率をそのまま 1 つの表値と取り違えたりした値。

したがって,答えは 1。

関連知識 複数回の独立な測定値の平均を使うと、平均値の標準偏差である標準誤差は σ/√n になる。個々の測定値のばらつきσと、平均値の不確かさを混同しないことが重要である。

問題・正答の出典:国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例」。問題・解説は学習用に編集しています。解説は国土地理院が作成・推奨するものではありません。法令や作業規程の改正により、現在の取扱いと異なる場合があります。

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