問題
Q20. 次の文は,公共測量における車載写真レーザ測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
1.車載写真レーザ測量により作成する数値地形図データの地図情報レベルは,500及び1000を標準とする。
2.調整点は,走行区間の路線長や景況に応じて2点以上設置することを原則とする。
3.着脱式システムについて,キャリブレーションの有効期間は1年を標準とする。
4.固定局は,取得区間との基線距離を原則 10 km以内 とし,やむを得ない場合でも 30 km を超えてはならない。
5.数値図化できる範囲は道路縁内を原則とするが,車載写真レーザ測量システムの性能が数値地形図データの精度内であれば,道路縁外も数値図化してよい。
正解・解説
答え
答えは 3。
正答根拠
誤っているのは 3。したがって答えは 3。
1:○。車載写真レーザ測量で作成する数値地形図データの地図情報レベルを 500・1000 とする整理でよい。
2:○。調整点は、走行区間の路線長や景況に応じて 2 点以上設置するのが原則である。
3:×。着脱式システムのキャリブレーション有効期間を「1 年」が誤りであり、正しくは、「6か月」。
4:○。固定局との基線距離を原則 10 km 以内、やむを得ない場合でも 30 km を超えないとする整理でよい。
5:○。システム性能が数値地形図データの精度内に収まるなら、道路縁外も数値図化してよい。
着脱式システムの有効期間は 6 か月 を標準とする。
したがって、誤りとして選ぶのは 3。
車載写真レーザは、固定式 1 年・着脱式 6 か月の違いを落とさない。
関連知識 車載レーザのキャリブレーションでは、GNSS/IMUとレーザの位置差であるレバーアームと、軸方向のずれであるボアサイト角を求める。着脱のたびに取付状態が変わり得るため、固定式より短い周期で確認する。
問題・正答の出典:国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例」。問題・解説は学習用に編集しています。解説は国土地理院が作成・推奨するものではありません。法令や作業規程の改正により、現在の取扱いと異なる場合があります。