技術士第一次試験|無料Web版
技術士 適性科目 令和6年度 Ⅱ-7|問題と解説
問題 Ⅱ-7
技術者にとって労働者の安全衛生を確保することは重要な使命の1つである。
労働安全衛生法は 「職場における労働者の安全と健康を確保」 するとともに、「快適な職場環境を形成」する目的で制定されたものである。
安全と衛生に関する次の記述のうち、正しいものは◯、誤っているものは✕として、最も適切な組合せはどれか。
ア労働災害が発生する原因は、労働者の不安全行動の他、機械や物の不安全状態があると考えられ、災害防止には不安全な行動・不安全な状態を無くす対策を講じることが重要である。
イハインリッヒの法則では、「同じ人間が起こした330件の災害のうち、1件は重い災害があったとすると、29回の軽傷、傷害のない事故を300回起こしている」というもので、300回の無傷害事故の背後には数千の不安全行動や不安全状態があることも指摘している。
ウヒヤリハット活動は、作業中に「ヒヤっとした」 「ハッとした」 危険有害情報を活用する災害防止活動である。
情報は、朝礼などの機会に報告するようにし、「情報提供者を責めない」 職場ルールでの実施が基本となる。
エ安全の4S活動は、職場の安全と労働者の健康を守り、そして生産性の向上を目指す活動として、整理(Seiri)、整頓(Seiton)、洗浄(Senjou)、清潔(Seiketsu)がある。
オ安全データシート(SDS:Safety Data Sheet)は、化学物質及び化学物質を含む混合物を譲渡又は提供する際に、その化学物質の物理化学的性質や危険性・有害性及び取扱いに関する情報を化学物質等の譲渡又は提供する相手方に提供するための文書である。
正解と解説
正解:4
解説答えは4。
安全対策では、事故後の対応だけでなく、不安全状態の除去、ヒヤリハットの共有、4S、SDSによる危険有害性情報の伝達を組み合わせる。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。