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技術士 専門科目(建設部門) 令和7年度 Ⅲ-13|問題と解説

問題 Ⅲ-13

市街地開発事業に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

1 都市計画法に基づく市街地開発事業は,土地区画整理事業と市街地再開発事業の2つである。
2 土地区画整理事業と市街地再開発事業は,それぞれ「土地区画整理法」と「市街地再開発法」に定められた方法で実行される。
3 土地区画整理事業は,建物をすべて取り壊し,新しい大規模なビルを建設することになる。そのため,歴史的な建物や街並みが失われ,周辺との建築形態等が大きく異なる等の問題も多い。
4 市街地再開発事業は,農地や既成市街地を対象とし,街路や駅前広場の整備等に適用できる。既成市街地を対象とした事業の場合,宅地区画が細分化されているため,減歩を伴う事業は地権者等との調整が困難な場合が多い。
5 土地区画整理事業は,面積も小さく点的な整備事業である。市街地再開発事業は,件数,計画面積ともにかなり多く,地区当たりの面積も大きく面的整備事業である。

正解と解説

正解:1・2・3・4・5

解説
正答根拠

正答データは1。 ただし、選択肢には法律名の誤記があり、各肢を内容で判定する。

1. × 市街地開発事業を2事業に限定する点が誤り。正しくは、土地区画整理・市街地再開発のほか、新住宅市街地開発、工業団地造成なども含まれる。

2. × 「市街地再開発法」が誤り。正しくは、市街地再開発事業を定める法律は都市再開発法である。

3. × これは市街地再開発事業の説明であり、土地区画整理事業の説明ではない。正しくは、土地区画整理事業は換地・減歩で宅地を整え、道路・公園等を整備する面的事業である。

4. × これは土地区画整理事業の説明であり、市街地再開発事業の説明ではない。正しくは、市街地再開発事業は建築物・敷地・公共施設を一体的に整備し、土地の高度利用と都市機能更新を図る。

5. × 土地区画整理事業と市街地再開発事業の規模・性格を逆にしている点が誤り。正しくは、土地区画整理事業が面的整備、市街地再開発事業が建築物整備を伴う地区単位の事業である。

関連知識 土地区画整理は換地・減歩により道路・公園等を整備する面的事業、市街地再開発は建築物と公共施設を一体整備して高度利用を図る事業である。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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