技術士第一次試験|無料Web版
技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-29|問題と解説
問題 Ⅲ-29
道路の計画・設計に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1 道路の中央帯の幅員の設計に当たっては,当該道路の区分に応じて定められた値以下とする。
2 道路構造の決定に当たっては,必要とされる機能が確保できる道路構造について検討し,さらに,各種の制約や経済性,整備の緊急性,道路利用者等のニーズなど地域の実状を踏まえて適切な道路構造を総合的に判断する。
3 道路構造の基準は,全国一律に定めるべきものから,地域の状況に応じて運用すべきものまで様々であることから,道路構造令は,基本となる規定として,すべての項目で標準値を定めている。
4 道路の機能の中の交通機能とは,一義的に自動車や歩行者・自転車それぞれについて,安全・円滑・快適に通行できる通行機能のことをいう。
5 道路の機能の中の空間機能とは,一義的に交通施設やライフライン(上下水道等の供給処理施設)などの収容空間のことをいう。
正解と解説
正解:2
解説正答根拠
答えは2。
1. × 中央帯幅員を定められた値以下とする点が誤り。正しくは、道路区分に応じた値以上を確保する。
2. ○ 道路構造は必要機能、制約、経済性、緊急性、利用者ニーズ及び地域の実状を踏まえて総合的に判断する。
3. × 全ての項目で標準値を定める点が誤り。正しくは、道路構造令には地域条件等に応じて運用する規定も含まれる。
4. × 交通機能を通行機能だけに限定する点が誤り。正しくは、交通機能は通行、アクセス、滞留の機能からなる。
5. × 空間機能を収容空間だけに限定する点が誤り。正しくは、空間機能には市街地形成、防災、環境、収容等の空間機能が含まれる。
関連知識 道路の交通機能は通行・アクセス・滞留、空間機能には防災・環境・市街地形成・収容がある。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。