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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-30|問題と解説

問題 Ⅲ-30

鉄軌道に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。

1 索道は,空中に架設した鋼索に搬器を吊るし,これを鋼索の循環又は往復運動によって移動させる交通機関で,主として山岳部の観光地やスキー場などで用いられている。
2 モノレールの種類には,跨座式と懸垂式がある。一般的に,跨座式は,支柱の高さが高くなり,景観に対する阻害率が大きくなる一方,軌道の曲線半径を小さくすることができる特徴がある。
3 案内軌条式鉄道の建設コストはモノレールと比べ低廉といわれる一方,輸送力や速度の面で劣る。したがって,路面電車とモノレールの中間的な交通機関として位置付けられる。
4 LRTとは,低床式車両の活用や軌道・電停の改良による乗降の容易性,定時性,速達性,快適性などの面で優れた特徴を有する軌道系交通システムのことである。
5 リニア地下鉄は,地下鉄における建設コストの削減を図るためトンネルの断面積を小さく抑え,リニアモーター駆動によって床面高さを極力低くした小断面の車両を用いた地下鉄であり,一般の地下鉄と比べてトンネルの断面積は約半分程度である。

正解と解説

正解:2

解説
正答根拠

答えは2。

1. ○ 索道は空中に架設した鋼索に搬器を吊るし、鋼索の循環・往復運動で移動させる交通機関である。

2. × 跨座式の特徴として支柱が高く景観阻害が大きい点が誤り。正しくは、この特徴は懸垂式の説明であり、跨座式と懸垂式の特徴を取り違えている。

3. ○ 案内軌条式鉄道はモノレールより低コストとされ、輸送力・速度の面では劣るため中間的な交通機関として位置付けられる。

4. ○ LRTは低床車両と軌道・電停の改良により、乗降容易性、定時性、速達性等を高めた軌道系交通システムである。

5. ○ リニア地下鉄は小断面トンネルと低床車両により建設コストの削減を図る地下鉄である。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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