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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-14|問題と解説
問題 Ⅲ-14
国土計画に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。
1 全国総合開発計画は三次にわたり策定されており,1998年に策定された「21世紀の国土のグランドデザイン」は,第三次に当たる計画である。
2 2005年に国土総合開発法は国土形成計画法へと抜本改正され,開発を基調とした右肩上がりの時代の計画であった全国総合開発計画は,国土の利用・整備・保全に関する国土形成計画(全国計画及び広域地方計画)へと改正された。
3 2014年にとりまとめられた「国土のグランドデザイン2050-対流促進型国土の形成-」では,「国土を取り巻く時代の潮流と課題」を指摘し,我が国の目指すべき国土の姿を提案している。
4 2015年に閣議決定された第二次国土形成計画(全国計画)は,国土の基本構想(計画の目標)を「対流促進型国土」とし,多様な個性を持つさまざまな地域が相互に連携し生じる地域間のヒト,モノ,カネ,情報等の双方向の動きを「対流」と定義し,この対流が全国各地でダイナミックに湧き起こる国土の形成を目指すとしている。
5 第二次国土形成計画(全国計画)では,計画実現の方式として,「コンパクト+ネットワーク」の形成を掲げている。このような取り組みによって,人口減少下でも質の高いサービスを効率的に提供し,新たな価値を創造することにより,国全体の生産性を高める国土構造を構築できるとしている。
正解と解説
正解:1
解説正答根拠
答えは1。
1. × 全国総合開発計画が三次までで、1998年計画が第三次としている点が誤り。正しくは、「21世紀の国土のグランドデザイン」は第五次全国総合開発計画である。
2. ○ 国土総合開発法は国土形成計画法へ改正され、国土形成計画として全国計画・広域地方計画が位置付けられた。
3. ○ 国土のグランドデザイン2050は、時代の潮流と課題を示し、目指すべき国土の姿を提案した。
4. ○ 第二次国土形成計画は、地域間の双方向の動きを「対流」とし、対流促進型国土の形成を掲げた。
5. ○ 人口減少下でのサービス維持と生産性向上のため、コンパクト+ネットワークの形成を掲げている。
関連知識 全国総合開発計画は五全総まで、その後は国土形成計画へ移行した。計画名、回数、制度の変遷を対応させる。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。