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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-8|問題と解説

問題 Ⅲ-8

鋼構造の一般的な特徴に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1 鋼材は曲げ・切断などの加工が可能であり,溶接あるいはボルトにより容易にほかの部材と接合できるため,補修・補強・構造的な改良に対応しやすい。
2 鋼材はさびやすいため,防食防錆対策が必要である。
3 一般に薄肉構造であるため変形が小さく,動的荷重に対して振動・騒音を生じにくい。
4 主として工場内で製作されるため,施工現場での工期が短い。
5 一般に薄い板厚の鋼板を溶接によって組立てる薄肉構造となるため,コンクリート構造に比べて重量が軽い。

正解と解説

正解:3

解説
正答根拠

答えは3。

1. ○ 鋼材は切断・曲げ加工、溶接・ボルト接合が可能であり、補修・補強に対応しやすい。

2. ○ 鋼材は腐食しやすいため、塗装等の防食・防錆対策が必要である。

3. × 薄肉構造なので変形が小さく、振動・騒音を生じにくい点が誤り。正しくは、鋼構造は軽量・薄肉であるため、たわみ、振動、騒音への配慮を要する。

4. ○ 主要部材を工場製作できるため、現場施工期間を短縮しやすい。

5. ○ 鋼構造は薄い鋼板を組み立てる構造が多く、一般にコンクリート構造より自重が小さい。

関連知識 鋼構造は高強度・軽量である一方、腐食、座屈、たわみ、振動に対する設計上の配慮を要する。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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