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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-9|問題と解説

問題 Ⅲ-9

道路橋示方書・同解説 Ⅰ共通編(平成29年11月)に規定される橋の限界状態に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1 限界状態とは,橋の耐荷性能を照査するに当たって,応答値に対応する橋や部材等の状態を区分するために用いる状態の代表点をいう。
2 橋の限界状態は,橋を構成する部材等及び橋の安定に関わる周辺地盤の安定等の限界状態によって代表させることはできない。
3 橋の限界状態1とは,橋としての荷重を支持する能力が損なわれていない限界の状態をいう。
4 橋の限界状態2とは,部分的に荷重を支持する能力の低下が生じているが,橋としての荷重を支持する能力に及ぼす影響は限定的であり,荷重を支持する能力があらかじめ想定する範囲にある限界の状態をいう。
5 橋の限界状態3とは,これを超えると構造安全性が失われる限界の状態をいう。

正解と解説

正解:2

解説
正答根拠

答えは2。

1. ○ 限界状態は、橋又は部材の耐荷性能を照査するために状態を区分する代表点である。

2. × 部材等及び周辺地盤の限界状態によって代表できない点が誤り。正しくは、橋の限界状態は部材等と橋の安定に関わる周辺地盤の限界状態によって代表させることができる。

3. ○ 限界状態1は、橋として荷重を支持する能力が損なわれていない限界の状態である。

4. ○ 限界状態2は部分的な能力低下があっても、橋全体の耐荷性能は想定範囲にある状態である。

5. ○ 限界状態3は、これを超えると構造安全性が失われる限界の状態である。

関連知識 道路橋の限界状態は、部材単体だけでなく橋全体と周辺地盤の安定を含めて照査する。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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