技術士第一次試験|無料Web版
技術士 基礎科目 令和7年度 Ⅰ-2-4|問題と解説
問題 Ⅰ-2-4
次のうち,標的型攻撃に対する有効な対策として,最も不適切なものはどれか。
1 標的型攻撃への対策は,複数の対策を多層的に組合せて防御する。
2 あらかじめ組織内に連絡すべき窓口を設け,利用者が標的型攻撃メールを受信した際の連絡先として周知させる。
3 あらかじめシステムや実行ポリシーで,利用者の環境で実行可能なファイルを制限しておく。
4 標的型攻撃を受けた場合には,攻撃の手口を積極的に複数の組織間で共有することで,より多くの攻撃事例や知見が共有され攻撃被害の防止につながる。
5 自組織宛てのメールに添付されたファイルの安全性を確認するために,オンラインで提供されるウイルス検査やサンドボックスのサービスを積極的に活用することが望ましい。
正解と解説
正解:5
解説答えは⑤。
①.○ 標的型攻撃には複数の防御策を重ねる多層防御が必要である。
②.○ 利用者が不審メールを受信したときの連絡窓口を事前に周知する。
③.○ 実行可能なファイルを制限する実行制御は感染拡大を抑える。
④.○ 攻撃手口や知見の組織間共有は被害防止に役立つ。
⑤.× 添付ファイルをオンライン検査サービスへ積極的に送る点が誤り。正しくは,機密情報を含む添付ファイルが外部へ流出するおそれがあるため,組織で承認された内部の検査環境で確認する。
標的型攻撃の添付ファイルには機密情報が含まれる場合がある。になり得るため,組織内又は契約済みの検査環境を用いる。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。