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技術士 基礎科目 令和6年度 Ⅰ-3-5|問題と解説

問題 Ⅰ-3-5

下図に示すように、2つのばねと1つの質点からなるばね質点系 a,b,cがある。図中のばねのばね定数はすべて同じkであり、また、図中の質点の質量はすべて同じmである。 最小の固有振動数を有するばね質点系として、最も適切なものはどれか。

1 a のみ
2 b のみ
3 c のみ
4 a と b
5 b と c
問題図表
問題図表1

正解と解説

正解:3

解説

各系の質点を同じ距離x動かしたときの復元力から、合成ばね定数を比べる。

1.aとbの復元力を求める

aは2本が同時にx伸びるので F=−2kx。bでは一方がx伸び、他方がx縮み、両方が元に戻す向きにkxずつ働く。したがって Ka=Kb=2kである。

2.cの直列ばねを合成する

cは両ばねに同じ力Fが伝わり、全伸びは x=F/k+F/k=2F/k。よって Kc=k/2となる。

3.固有振動数へ換算する

質量はいずれもmで、f=12π√(K/m)。したがって fa=fb=2fcである。

最小の固有振動数を持つのはcのみである。

ばねの合成ばね定数は,並列なら和,直列なら逆数の和で求める。同じばね定数 k 2本では,並列は 2k,直列は k/2 となる。固有振動数は√Kに比例するため,直列接続が最も低くなりやすい。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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