測量士補 現行法対応問題集

令和8年度 No.14 地形・地図GIS

Q14. 細部測量において、基準点Aにトータルステーションを整置し、点Bを観測したときに2′10″の水平方向の誤差があった場合、点Bの水平位置の誤差は幾らか。最も近いものを次の1〜5の中から選べ。
ただし、基準点Aと点Bの間の水平距離は103m、角度1ラジアンは(2×105)″とする。また、距離測定と角度測定は互いに影響を与えないものとし、角度測定以外の誤差は考えないものとする。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。

1.25mm
2.40mm
3.54mm
4.67mm
5.108mm

正解・解説

解説
答え

4

正答根拠

角度誤差による横方向のずれ

遠い目標ほど、同じ角度の誤りでも位置が大きくずれる。秒角をラジアンへ直し、目標までの距離に掛けて横ずれを求める。

ε≒Dθ
ε≒Dα/206265
ρ″
1ラジアンを秒角で表した値
ε
横方向の位置のずれ
  1. 1

    水平角の誤差が小さいとき、点Bの横方向のずれは、半径を水平距離、中心角を角度誤差とする弧長で近似できる。

    このため 水平位置誤差=水平距離×角度誤差(rad) を使う。

  2. 2

    まず角度を秒へ直すと 2′10″=2×60″+10″=130″ である。

    問題文の 1rad=2×105″ を使ってラジアンへ換算すると 130″/(2×105″)=0.00065rad となる。

  3. 3

    水平距離103mを掛けると 103m×0.00065=0.06695m である。

    0.06695m=66.95mm≒67mm なので、選択肢4に一致する。

したがって、④が正解となります。

問題・原題の正答の出典:国土地理院。解説は本サイトの学習用編集です。