測量士補 現行法対応問題集

令和8年度 No.7 測地・基準点

Q7. 図7に示すように、平たんな土地に点A、点B及び点Cを一直線上に設けて、各点におけるトータルステーション(以下「TS」という。)の器械高と反射鏡高を同一にして各点間の距離測定を行った結果、測定距離は表7のとおりとなった。器械定数と反射鏡定数を用いて表7の測定距離を補正したBC間の距離は幾らか。最も近いものを次の1〜5の中から選べ。
ただし、AC間に高低差はないものとし、表7の測定距離は気象補正済みとする。また、本観測においてTS及び反射鏡は同じものを使用し、測定誤差は考えないものとする。
なお、関数の値が必要な場合は、巻末の関数表を使用すること。

1.676.104m
2.676.154m
3.676.164m
4.676.184m
5.676.224m
問題図表
令和8年度 No.7 問題図表

正解・解説

解説
答え

4

問題の図表
問題図表
令和8年度 No.7 問題図表
正答根拠

TSの加算定数補正

一直線上では「AB+BC=AC」となる。各測定値に同じ定数を加えると、二つの区間には2回、全区間には1回だけ補正が入るため、その差から定数を求められる。

K・k
測定距離へ加える一定の補正量
  1. 1

    同じTSと反射鏡で測った3距離には、器械定数と反射鏡定数を合わせた同一の加算定数kが含まれる。

    測定距離をDm、真の距離をDとすると Dm=D+k であり、補正後の距離は D=Dm-k である。

  2. 2

    A、B、Cは一直線上にあるため、真の距離には AC=AB+BC の関係がある。

    測定値へ置き換えると ACm-k=(ABm-k)+(BCm-k) となり、k=ABm+BCm-ACm を得る。

  3. 3

    表7の測定距離を代入すると k=290.560m+676.144m-966.744m=-0.040m である。

    したがって補正後のBC間距離は BC=676.144m-(-0.040m)=676.184m となり、選択肢4に一致する。

したがって、④が正解となります。

問題・原題の正答の出典:国土地理院。解説は本サイトの学習用編集です。