Q23. 次の文は、一般的な地図編集における地形、地物の取捨選択、転位及び総描についての技術的手法を述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。
1.一般的に重要度が低い対象物でも、局地的に極めて重要度の高い場合は省略しないようにする。
2.河川と市町村界が近接し転位が必要となる場合は、河川を転位する。
3.三角点が道路と近接し転位が必要となる場合は、三角点を真位置に描画し、位置関係を変えないように道路を転位する。
4.建物が密集して、全てを表示することができない場合は、取捨選択して表示することができる。
5.建物の形状が複雑な場合は、小さな凹凸を省略するなど、現況との相似性を失わない範囲で形状を修飾して現況を理解しやすく総描する。
正解・解説
解説
答え
2
各肢の解説
①○ 適切
地図の省略・総描では、全国的な一般の重要度だけでなくその場所での役割や地形の特徴を残す。小さな地物でも、地域の目印になるものは省略しない。
②× 不適切
「河川を転位する」が誤りである。正しくは、河川と市町村界が近接して転位が必要な場合は、通常、市町村界を転位し、河川を真位置に近い形で表示する。
③○ 適切
転位は、記号同士の重なりを避けるための図上の位置調整である。三角点や自然地物などを優先し、道路・建物・植生の順に位置の優先度を扱う。
④○ 適切
地図の縮尺や目的に応じて細部を省略・修飾しても、地物の特徴と相対的位置関係を失わないようにする。重要な地物や道路・河川のつながりを保つ。
⑤○ 適切
地図の縮尺や目的に応じて細部を省略・修飾しても、地物の特徴と相対的位置関係を失わないようにする。重要な地物や道路・河川のつながりを保つ。
したがって、誤っている②が正解となります。