測量士 過去問 / 令和7年

令和7年 No.7
TS基準点測量(7)

測量士試験・午前択一

問題

Q7. 次の a ~ c の文は,公共測量において実施するトータルステーションを用いた基準点測量について述べたものである。ア ~ ウ に入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
a.観測した距離は,気温が上がり大気の密度が小さくなった場合,屈折率が小さくなるので,見かけ上 ア なる。このように気象条件の影響を受けるため,気象補正計算を行う。
b.偏心点を設ける場合,偏心距離は イ の 6 分の 1 以下を標準とする。
c.観測点における角観測の良否を判定するため,水平角観測では倍角差及び観測差,鉛直角観測では高度定数の ウ を点検する。
1.ア=長く イ=既知点間距離 ウ=較差
2.ア=長く イ=測点間距離 ウ=標準偏差
3.ア=短く イ=測点間距離 ウ=較差
4.ア=短く イ=既知点間距離 ウ=標準偏差
5.ア=短く イ=測点間距離 ウ=標準偏差

正解・解説

答え

答えは 3。

正答根拠

a 気温が上がると屈折率が小さくなり,観測距離は見かけ上 短く なる。したがって ア=短く。

b 偏心距離は 測点間距離の6分の1以下 を標準とする。したがって イ=測点間距離。

c 鉛直角観測では,高度定数の 較差 を点検する。したがって ウ=較差。

よって答えは 3。

関連知識 EDMの気象補正は、気温・気圧・湿度による屈折率の変化をppm単位で距離へ反映する。補正量は概ね ΔD=D×補正係数 で距離に比例する。

問題・正答の出典:国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例」。問題・解説は学習用に編集しています。解説は国土地理院が作成・推奨するものではありません。法令や作業規程の改正により、現在の取扱いと異なる場合があります。

v1.1.4