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技術士 専門科目(建設部門) 令和7年度 Ⅲ-33|問題と解説
問題 Ⅲ-33
建設工事の施工管理に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1 原価管理は,施工中の工事の実績を金銭面から評価し,工事を統制し,改善しようとするものであり,実行予算と関係なく実際原価を分析・検討する。
2 品質管理の目的は,契約約款,設計図書等に示された規格を十分満足するような築造物を最も経済的に施工することにある。
3 施工時の安全管理は,工事を安全に進めるうえできわめて重要であり,いかに労働災害や現場周辺の第三者災害を防止するかを常に心がけておくことが必要である。
4 工程管理は,施工計画に基づいて施工の安全,品質の確保,工費の低減の前提のもとに工程を確保し,統制する手法とそのための活動である。
5 施工計画は,「安全施工の確保」と「工事現場周辺の環境との調和の維持」を前提として,「品質,工程,経済性」の3条件を満たすように工事を行う方針と方法を計画することである。
正解と解説
正解:1
解説正答根拠
答えは1。
1. × 実行予算と関係なく実際原価を分析する点が誤り。正しくは、原価管理は実行予算と実際原価を比較し、差異を分析して統制・改善する活動である。
2. ○ 品質管理は契約約款・設計図書に示された規格を満足する築造物を経済的に施工することを目的とする。
3. ○ 安全管理は労働災害と現場周辺の第三者災害を防止するために不可欠である。
4. ○ 工程管理は安全・品質確保と工費低減を前提に、施工計画に基づき工程を確保・統制する活動である。
5. ○ 施工計画は安全施工と周辺環境との調和を前提に、品質・工程・経済性を満たす方針と方法を定める。
関連知識 原価管理では、実行予算と実際原価の差異分析を行い、原因を把握して以後の施工計画・支出を統制する。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。