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技術士 専門科目(建設部門) 令和7年度 Ⅲ-3|問題と解説

問題 Ⅲ-3

土の基本的性質に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1 細粒土のコンシステンシー限界の1つで,土を練り返したときの液性状態と塑性状態の境界の含水比を液性限界という。
2 土中の間隙が水で完全には満たされず,一部に気体が存在する状態を不飽和という。
3 粒度(粒径分布若しくは粒度分布ともいう。)とは,土を構成する土粒子を粒径によって区分けしたときの分布状態のことで,塑性図によってこれを知ることができる。
4 最大間隙比とは,砂の最も緩い状態における間隙比のことであり,砂の相対密度を求めるために必要な間隙比の1つである。
5 土の単位体積当たりの質量を土の密度といい,土粒子の質量だけを考える場合を乾燥密度という。

正解と解説

正解:3

解説
正答根拠

答えは3。

1. ○ 液性限界は、土を練り返したときの液性状態と塑性状態の境界となる含水比である。

2. ○ 間隙が水で満たされず空気を含む状態を不飽和という。

3. × 粒度を塑性図で知るとする点が誤り。正しくは、粒度分布はふるい分析・沈降分析による粒径加積曲線で求める。塑性図は液性限界と塑性指数から細粒土を分類する図である。

4. ○ 最大間隙比は砂が最も緩い状態の間隙比であり、相対密度を求めるために用いる。

5. ○ 土の単位体積当たりの質量を密度といい、土粒子の質量だけを対象にしたものを乾燥密度という。

関連知識 粒度は粒径分布、コンシステンシー限界は含水比による状態変化を扱う。粒度分析と塑性図は用途が異なる。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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