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技術士 専門科目(建設部門) 令和5年度 Ⅲ-10|問題と解説

問題 Ⅲ-10

フレッシュコンクリートに関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。

1 単位水量が増せば,コンシステンシーも増加する。
2 材料分離を生ずることなく,運搬,打込み,締固め,仕上げなどの作業が容易にできる性質をフィニッシャビリティーという。
3 ブリーディングによって,コンクリート上部が密実となり,強度,水密性,耐久性が増す。
4 フレッシュコンクリートの表面から水が蒸発するなどによって表面から水分が失われ,フレッシュコンクリートに収縮が生じることをプラスチック収縮という。
5 高さ30cmのスランプコーンにコンクリートを充填した後,スランプコーンを引き上げ,コンクリートが自重で沈下した量を測定する試験をスランプフロー試験という。

正解と解説

正解:4

解説
正答根拠

答えは4。

1. × 単位水量だけでコンシステンシーが一律に増加する点が誤り。正しくは、材料構成、骨材、混和剤等を含めて決まる。

2. × これはフィニッシャビリティーではなくワーカビリティーの説明である。

3. × ブリーディングで上部が密実になる点が誤り。正しくは、上部の水セメント比が増えて強度・水密性・耐久性が低下しやすい。

4. ○ 打込み直後に表面水分が失われて生じる収縮はプラスチック収縮である。

5. × 記述はスランプフロー試験ではなくスランプ試験の説明である。

関連知識 スランプは沈下量、スランプフローは横方向への広がりを測る。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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