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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-27|問題と解説
問題 Ⅲ-27
火力発電所の取水・放水設備に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。
1 冷却水の取水方式には,取水する位置によって港湾内取水,沿岸取水,沖合取水方式がある。
2 取水口の構造には,カーテンウォール式と海底管式がある。
3 スクリーン室は,取水口とポンプ室の間に設け,取水口から流入したごみ,海藻などを除塵装置によって取り除き,復水器細管の閉塞を防止する設備である。
4 ポンプ室は,冷却水をスクリーン室へ圧送するための循環水ポンプを設置する設備である。
5 放水口の設計に当たっては,波浪や漂砂の影響を受けにくく,温排水の放水に伴う漁業や船舶航行など海域環境への影響が極力少なくなるような配置や構造形式を採用する。
正解と解説
正解:4
解説正答根拠
答えは4。
1. ○ 冷却水の取水方式は取水位置により港湾内取水、沿岸取水、沖合取水に分類される。
2. ○ 取水口の構造にはカーテンウォール式、海底管式等がある。
3. ○ スクリーン室は取水口とポンプ室の間でごみ・海藻を除去し、復水器細管の閉塞を防ぐ。
4. × ポンプ室から冷却水をスクリーン室へ圧送する点が誤り。正しくは、流れは取水口→スクリーン室→ポンプ室→復水器側であり、ポンプ室は除塵後の冷却水を復水器側へ送る。
5. ○ 放水口は波浪・漂砂の影響と、温排水による漁業・航行等の海域環境への影響を小さくするよう配置する。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。