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技術士 専門科目(建設部門) 令和3年度 Ⅲ-15|問題と解説

問題 Ⅲ-15

交通需要調査に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1 全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)は,自動車交通に関して行われる調査であり,主要な調査として一般交通量調査と自動車起終点調査が秋期の平日に全国一斉に行われる。
2 総合都市交通体系調査(都市圏パーソントリップ調査)は,規模の大きな都市圏の交通需要を交通主体にもとづいて総合的な視点で調査するものであり,人の1日の動きについて,トリップの発地・着地,交通目的,交通手段,訪問先の施設などに関するアンケート調査が実施される。
3 全国都市交通特性調査(全国PT調査)は,全国横断的かつ時系列的に都市交通の特性を把握するために,国土交通省が実施主体となり,都市圏規模別に抽出した対象都市に対し,5年ごとに全国一斉に調査を実施するものである。
4 国勢調査では,従業地又は通学地,従業地又は通学地までの利用交通手段などが5年ごとに調査されるため,市区町村間の通勤,通学交通需要とその流動の実態が把握できる。
5 大都市交通センサスは,東京,中部,京阪神の3大都市圏における公共交通機関の利用状況を把握するために行われる調査であり,平成27年までは5年ごとに実施されている。

正解と解説

正解:4

解説
正答根拠

答えは4。

1. ○ 道路交通センサスは一般交通量調査・自動車起終点調査等により自動車交通を把握する。

2. ○ 都市圏パーソントリップ調査は人の1日の移動を発着地・目的・手段等から調べる。

3. ○ 全国PT調査は都市規模別の抽出都市を対象に、都市交通特性を横断的・時系列的に把握する。

4. × 国勢調査で利用交通手段を毎回5年ごとの基本項目として調査する点が誤り。正しくは、国勢調査では従業地・通学地から流動を把握できるが、利用交通手段はこの扱いではない。

5. ○ 大都市交通センサスは東京・中部・京阪神の公共交通利用を把握する調査である。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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