技術士第一次試験|無料Web版
技術士 基礎科目 令和7年度 Ⅰ-5-3|問題と解説
問題 Ⅰ-5-3
2025年2月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1 生成AIの普及拡大に伴うデータセンターや半導体工場などの増加により,大幅な効率改善を見込んだとしても,将来の電力需要については増加する可能性が高いと考えられる。
2 3つのE(エネルギー安定供給,経済効率性,環境適合性)の最適なバランスを追求していくことが,エネルギー政策の基本的視点となる。
3 我が国は,2035年度,2040年度に,温室効果ガス排出量を2013年度からそれぞれ60%,73%削減することを目指すこととしている。
4 2050年カーボンニュートラル実現に向けて,使える技術の中でも活用する技術の選別を進め,選択肢を限定していく必要がある。
5 世界では,脱炭素に伴うエネルギー需給構造の転換を自国の経済成長に結びつけようとする動きが広がっており,脱炭素関連投資の誘致が拡大している。
正解と解説
正解:4
解説答えは④。
①.○ データセンター等の増加により,将来の電力需要は増加する可能性が高い。
②.○ エネルギー政策では3Eの最適なバランスを追求する。
③.○ 2035年度60%,2040年度73%の温室効果ガス削減を目指す。
④.× 技術の選別で選択肢を限定する点が誤り。正しくは,2050年カーボンニュートラルに向けて使える技術は全て活用し,あらゆる選択肢を追求する方針である。
⑤.○ 脱炭素関連投資の誘致を経済成長へ結び付ける動きが広がっている。
第7次エネルギー基本計画は3Eのバランスを基本に,脱炭素と安定供給を両立させる。する方針である。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。