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技術士 基礎科目 令和7年度 Ⅰ-4-6|問題と解説

問題 Ⅰ-4-6

生物の元素組成は地球表面に存在する非生物の元素組成とは著しく異なっている。すなわち,地殻に存在する約100種類の元素のうち,生物を構成するのはごくわずかな元素である。細胞の化学組成に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。

1 人体を作る総原子数の90%以上を4元素(水素,酸素,窒素,炭素)が占める。
2 生物を構成する元素の組成比はすべての生物でよく似ており,人体を作る総原子数の60%以上が水素原子である。
3 細胞内の主な有機小分子は,糖,アミノ酸,脂肪酸,ヌクレオチドである。
4 核酸は細菌細胞を構成する巨大分子の中で最も重量比が大きい。
5 水は細菌細胞の重量の約70%を占める。

正解と解説

正解:4

解説

答えは④。

①.○ 水素,酸素,窒素,炭素の4元素で人体の総原子数の大部分を占める。

②.○ 人体の総原子数では水素原子が60%以上を占める。

③.○ 糖,アミノ酸,脂肪酸,ヌクレオチドは細胞内の主な有機小分子である。

④.× 核酸が細菌細胞で最も重量比の大きい巨大分子とする点が誤り。正しくは,最も重量比が大きい巨大分子はタンパク質である。

⑤.○ 水は細菌細胞の重量の約70%を占める。

細胞は水を除くとタンパク質の重量比が大きい。原子数の割合と重量の割合は別であり,水素は原子数で多くても軽いため,重量比の議論とは区別する。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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