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技術士 基礎科目 令和6年度 Ⅰ-2-3|問題と解説
問題 Ⅰ-2-3
IPネットワークの経路制御に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1 ノードがパケットを受信したとき、次にどのノードに転送するかは、ルーティングプロトコルによって作成されたルーティングテーブルを参照して決定される。 経由ノードで同様の動作を繰り返すことにより、IPパケットは宛先ノードまで転送される。
2 ルーティングプロトコルは、リンク状態型と距離ベクトル型に大きく分類される。 どちらのタイプのルーティングプロトコルにおいても、ノードはネットワークトポロジを把握して経路を決定する。
3 リンク状態型ルーティングプロトコルでは、リンクの距離等の情報をネットワーク内に広告し、各ノードが、最短経路計算に基づいてルーティングテーブルを作成する。
4 距離ベクトル型ルーティングプロトコルでは、宛先ノードと各ノード間の距離情報がネットワーク内を伝搬し、各ノードが最短距離となる次ホップノードを決定し、ルーティングテーブルを作成する。
5 代表的なリンク状態型ルーティングプロトコルとしてOSPFやIS-ISなどがある。一方、代表的な距離ベクトル型ルーティングプロトコルとしてRIPなどがある。
正解と解説
正解:2
解説答えは②。
①.○ IPパケットはルーティングテーブルを参照して次ホップへ転送される。
②.× 距離ベクトル型も全体トポロジを把握するとする点が誤り。正しくは,距離ベクトル型は隣接ノードとの距離情報を交換して経路を更新し,ネットワーク全体のトポロジを把握しない。
③.○ リンク状態型ではリンク情報を広告し,各ノードが最短経路計算を行う。
④.○ 距離ベクトル型では距離情報から次ホップを決定する。
⑤.○ OSPF・IS-ISはリンク状態型,RIPは距離ベクトル型の代表例である。
最も不適切なものは②である。
リンク状態型は各ノードがリンク情報を集め,ネットワーク全体の地図から最短経路を計算する方式で,OSPF・IS-ISが代表例である。距離ベクトル型は隣接ノードから得た距離と次ホップを更新する方式で,RIPが代表例である。である。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。