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技術士 基礎科目 令和4年度 Ⅰ-4-1|問題と解説

問題 Ⅰ-4-1

次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。ただし、いずれも常温・常圧下であるものとする。

1 酢酸は弱酸であり、炭酸の酸性度は酢酸より弱く、フェノールの酸性度は炭酸よりさらに弱い。
2 塩酸及び酢酸の0.1mol/L 水溶液は同一のpHを示す。
3 水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウムは水に溶けて強塩基性を示す。
4 炭酸カルシウムに希塩酸を加えると、二酸化炭素を発生する。
5 塩化アンモニウムと水酸化カルシウムの混合物を加熱すると、アンモニアを発生する。

正解と解説

正解:2

解説

答えは②。

①.×  酸性度は,酢酸,炭酸,フェノールの順に弱くなる。

②.○  塩酸と酢酸の0.1 mol/L水溶液が同じpHとする点が誤り。正しくは,塩酸は強酸,酢酸は弱酸で電離度が異なるため,pHは同一にならない。

③.×  水酸化ナトリウム,水酸化カリウム,水酸化カルシウム,水酸化バリウムは強塩基である。

④.×  CaCO3+2HCl→CaCl2+CO2+H2O で二酸化炭素を発生する。

⑤.×  塩化アンモニウムと水酸化カルシウムを加熱するとアンモニアを発生する。

最も不適切なものは②である。

関連知識:強酸・強塩基は水中でほぼ完全に電離する。同じモル濃度でも強酸と弱酸のpHは一致しない。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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