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技術士 基礎科目 令和3年度 Ⅰ-4-4|問題と解説

問題 Ⅰ-4-4

鉄の製錬に関する次の記述の、(   )に入る語句及び数値の組合せとして、最も適切なものはどれか。

地殻中に存在する元素を存在比(wt%)の大きい順に並べると、鉄は、酸素、ケイ素、アについで4番目となる。鉄の製錬は、鉄鉱石(Fe2O3)、石灰石、コークスを主要な原料としてイで行われる。
イにおいて、鉄鉱石をコークスでウすることにより鋳鉄(Fe)を得ることができる。この方法で銑鉄を1000kg製造するのに必要な鉄鉱石は、最低エkgである。ただし、酸素及び鉄の原子量は16及び56とし、鉄鉱石及び銑鉄中に不純物を含まないものとして計算すること。

1 ア:アルミニウム  イ:高炉  ウ:還元  エ:1429
2 ア:アルミニウム  イ:電炉  ウ:還元  エ:2857
3 ア:アルミニウム  イ:高炉  ウ:酸化  エ:2857
4 ア:銅  イ:電炉  ウ:酸化  エ:2857
5 ア:銅  イ:高炉  ウ:還元  エ:1429

正解と解説

正解:1

解説

Fe2O3中の鉄だけが製品になるとして、鉄1000 kgに対応する鉱石の質量を求める。

1.製錬の語句を確認する

地殻中では酸素、ケイ素に次いでアルミニウムが多い。鉄鉱石は高炉でコークス由来のCOなどにより還元され、酸素を除かれて鉄となる。

2.鉱石中の鉄の質量割合を求める

指定された原子量から、Fe2O3 1 molの質量は 2×56+3×16=160 g。含まれるFeの質量は 2×56=112 gである。

3.必要な鉱石質量へ換算する

鉱石質量をm kgとすると m×112/160=1000。

m=1000×160/112

≒1428.57 kg

アルミニウム、高炉、還元、1429 kgの組合せ。不純物や損失を含めない設問条件での最低量である。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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