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技術士 基礎科目 令和3年度 Ⅰ-2-1|問題と解説

問題 Ⅰ-2-1

情報セキュリティと暗号技術に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 公開鍵暗号方式では、暗号化に公開鍵を使用し、復号に秘密鍵を使用する。
2 公開鍵基盤の仕組みでは、ユーザとその秘密鍵の結びつきを証明するため、第三者機関である認証局がそれらデータに対するディジタル署名を発行する。
3 スマートフォンがウイルスに感染したという報告はないため、スマートフォンにおけるウイルス対策は考えなくてもよい。
4 ディジタル署名方式では、ディジタル署名の生成には公開鍵を使用し、その検証には秘密鍵を使用する。
5 現在、無線LANの利用においては、WEP(Wired Equivalent Privacy)方式を利用することが推奨されている。

正解と解説

正解:1

解説

答えは①。

1.○ 公開鍵暗号方式では,公開鍵で暗号化し,対応する秘密鍵で復号する。

2.× ユーザと秘密鍵の結び付きを証明するとする点が誤り。正しくは,認証局はユーザ又は組織と公開鍵の結び付きを証明する電子証明書を発行する。

3.× スマートフォンのウイルス対策は不要とする点が誤り。正しくは,スマートフォンも不正プログラムの標的となるため,OS・アプリの更新や不審なアプリを避ける対策が必要である。

4.× 署名生成に公開鍵を用いる点が誤り。正しくは,ディジタル署名は秘密鍵で生成し,公開鍵で検証する。

5.× WEPの利用を推奨するとする点が誤り。正しくは,WEPには重大な脆弱性があるため,より安全なWPA2又はWPA3を用いる。

最も適切なものは①である。

関連知識:公開鍵暗号では,秘密鍵は本人だけが保持する。電子署名は秘密鍵で生成し,公開鍵で検証する。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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