資格独学.SHIKAKU DOKUGAKU

効率よく資格試験に
合格するには

私が実践してきた、過去問を繰り返す勉強法

資格独学 筆者の体験談 ·

まえがき

私はこれまで、十数種類の資格を取得してきました。

ここでは、私が資格試験に向けて実際に取り組んできた勉強法をご紹介します。これから独学で資格取得を目指す方や、勉強の進め方に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

まずは、過去問を解くことから

私の勉強法の中心は、過去問の演習です。

これまで私の周りには、何度受験してもなかなか合格できない人がいました。資格の学校に通いながら、合格に苦労している人も見てきました。

そうした人たちを見ていて、私が感じた共通点の一つが、過去問を後回しにしてしまうことです。

「まずは内容を理解してから問題を解こう」と考え、教科書のような参考書を読み、重要そうな部分にマーカーを引く。そして、暗記するために何度も読み返す。そうしているうちに、多くの時間を使ってしまいます。

私は、最初からこの方法で勉強を進めるのは、効率がよくないと考えています。

参考書を一冊、丸ごと頭に入れるのは簡単ではありません。さらに、実際の試験問題を知らない段階では、頻繁に問われる基礎知識と、出題頻度の低い知識や応用的な内容を見分けにくいものです。

どこに比重を置いて学ぶべきかが分からず、限られた勉強時間をうまく使えなくなってしまうのです。

過去問から学ぶと、勉強の優先順位が見えてくる

過去問を解くと、その試験で何が問われ、どのような形で出題されるのかが分かってきます。

問題を解き、解説を読み、必要な知識を覚える。この繰り返しによって、出題された内容から優先して学ぶことができます。

また、何度も演習するうちに、よく出る論点、問題文の言い回し、選択肢の作られ方にも慣れていきます。解くスピードが上がり、試験問題への対応もしやすくなります。

問題を解くことと、必要な知識を身に付けることを、一緒に進められる。

これが、私が過去問演習を重視している理由です。私にとって、過去問を繰り返すことが、合格に向けて最も効率よく学べる方法でした。

過去問は、どのくらい繰り返すのか

資格の難易度や、もともとの知識によって必要な学習量は変わります。私が目安として勧めたいのは、同じ範囲の過去問を10周ほど繰り返し、9割以上を安定して正解できる状態を目指すことです。

最初から理解しようとする必要はありません。周回ごとに、少しずつ取り組み方を変えていきます。

1周目

分からなくても、まず一通り解く

初めて問題を読むと、知らない用語ばかりで、何を聞かれているのかさえ分からないこともあるでしょう。

大丈夫です。最初は、それで構いません。

1周目は、分からないなりに答えを選び、まずは一通り解いてみてください。解説も、この段階では流し読みで大丈夫です。

合格への第一歩は、相手である「試験」を知ることです。

  • どのような問題が出るのか
  • どのような用語や言い回しが使われるのか
  • どのような選択肢が並ぶのか
  • 全体で何問あるのか

まずは、試験の全体像をつかみましょう。一問ずつ立ち止まりすぎず、最後まで進めることを意識してください。

2〜5周目

解答と解説を繰り返し確認する

2周目に入っても、まだよく分からない問題が多いと思います。

それでも、問題文と選択肢はしっかり読んでください。自信がなくても、まずは自分なりに答えを選び、その後で解説を確認します。

この流れを、3周目、4周目、5周目と繰り返していきます。最初は分からなかった内容も、何度も触れるうちに、少しずつ意味がつながってきます。

「この問題は、さっきも見たな」「この言い回しには、見覚えがあるな」

そんな感覚が増えてきたら、前に進んでいる証拠です。まだ十分に説明できなくても、繰り返し問題に触れることを続けてください。

6周目前後

苦手な問題を見つける

繰り返すうちに、解ける問題が増えてきます。一方で、何度取り組んでも間違える問題や、どうしても理解しにくい問題も残るでしょう。

ここからは、そうした苦手な問題に取り組む時間を増やしていきます。

すべての問題に同じ時間をかける必要はありません。安定して解ける問題と、繰り返し間違える問題を分け、苦手な部分を重点的に演習してください。

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7周目前後

苦手な問題を含め、正答率を上げる

苦手な問題を繰り返すと、全体の正答率も上がってきます。

この段階では、得意な問題だけでなく、苦手だった問題も含めて、9割以上を安定して正解できる状態を目指しましょう。

周回数はあくまで目安です。回数だけを増やすのではなく、以前間違えた問題を解けるようになっているかを確かめながら進めてください。

8〜10周目、そして11・12周目へ

見覚えのある問題を、確実に解く

何度も繰り返していると、問題文や選択肢を一目見ただけで、答えが思い浮かぶようになることがあります。

すると、「内容を覚えたのではなく、過去問そのものを暗記しているだけではないか」と、不安になるかもしれません。

しかし私は、問題にそれほど慣れるまで繰り返せたことを、前向きに捉えてよいと考えています。

最初は何を聞かれているのかも分からなかった問題に、迷わず答えられるようになった。それは、演習を積み重ねてきた成果です。

ここまで来たら、合格に向けた手応えも大きくなっているはずです。時間に余裕があれば、11周目、12周目と繰り返し、残った間違いや迷いを減らしていきましょう。

分からない一問に、時間をかけすぎない

過去問を繰り返すうえで、私が特に大切にしているのは、分からない問題に固執しすぎないことです。

解説を読んでも理解できない問題に出会ったら、いったん飛ばして構いません。

その一問で勉強全体を止めず、まずは周回を続けてください。ほかの問題を学ぶうちに、以前は分からなかった内容が理解できることもあります。

まずは、取り組みやすい問題や繰り返し出題される内容を固める。そのうえで、最後まで残った苦手な問題を詰めていく。私は、この順番を意識しています。

分野別の演習で、知識をつなげる

過去問は、年度別に解くだけでなく、分野別にまとめて解くことも大切です。

同じ分野の問題を続けて解くと、共通する知識や問われ方をつかみやすくなります。また、その分野のどこが苦手なのかも見つけやすくなります。

全体像を知るための年度別演習と、理解を深めるための分野別演習を組み合わせてみてください。

公開予定のスマホアプリ版(有料)では、分野別に問題を選んで演習できる機能を用意する予定です。

計算問題は、後から集中して取り組む

私は、計算問題も最初からすべて理解しようとせず、文章問題がある程度解けるようになってから、重点的に取り組む方法を勧めます。目安としては、6周目前後です。

文章問題を通して用語や基本的な考え方に慣れてから、計算問題をまとめて学びます。同じ分野の計算問題を続けて解くことで、使う公式や解き方の流れを繰り返し確認できます。

公開予定のスマホアプリ版(有料)では、計算問題だけを分野別に選び、集中的に演習できる機能も用意する予定です。

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過去問学習をもっと効率よく

この勉強法で大切なのは、演習を繰り返しながら、苦手な部分に取り組む時間を増やしていくことです。

公開予定のスマホアプリ版(有料)では、この学習を効率よく進めるための機能を用意する予定です。

苦手な問題を重点的に復習
学習記録から苦手な問題や分野を確認し、繰り返し演習できます。「次に何を復習するか」で迷う時間を減らせます。
分野別にまとめて演習
同じ分野の問題を続けて解き、共通する知識や出題パターンを整理しながら学べます。
計算問題だけを集中して特訓
計算問題を分野別に選び、公式の使い方や解く手順を繰り返し練習できます。
成績・学習状況を確認
得意な部分と、まだ学習が必要な部分を把握し、復習の優先順位を付けられます。
学習時間を見える化
勉強に取り組んだ時間を記録し、日々の積み重ねを確認できます。成績や苦手分野と合わせて振り返ることで、学習時間の配分を見直し、計画的に勉強を進められます。
収録全年度を、広告なしで学習
幅広い過去問に取り組みながら、演習と解説の確認に集中できます。

「何を、どのくらい勉強し、どこが苦手なのか」を見える化。限られた勉強時間を、自分に必要な学習へ。

スマホアプリ版(有料)は、この記事で紹介した「繰り返す・苦手を見つける・重点的に復習する」という勉強法を、実践しやすくするための学習環境です。

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理解できるまで待たず、まず一問を解いてみる

最初から、すべてを理解する必要はありません。

分からなくても問題を解く。解説を読む。また解く。その繰り返しの中で、少しずつ知識を身に付け、苦手な部分を減らしていきます。

理解できてから過去問に進むのではなく、過去問を解きながら理解を深めていく。

これが、私が十数種類の資格取得に向けて実践してきた勉強法です。

まずは一問、そして一周。分からないことを恐れず、過去問に取り組んでみてください。

資格を選んで、過去問を始める

この記事は筆者の経験に基づく勉強法です。周回数や正答率は学習の目安であり、試験の合格を保証するものではありません。

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