測量士 過去問 / 令和8年

令和8年 No.5
座標回転・回転行列

測量士試験・午前択一

問題

Q5. 二次元の座標系において,ある点(x,y)について原点を中心として反時計回りに角度θだけ回転させたときの点(x′,y′)は式5で表される。
図5に示すとおり,点P(1.08,0.91)について原点Oを中心として反時計回りに30°回転させたとき,回転後の点P′(x′P,y′P)を表す座標値は幾らか。最も近い数値の組合せを次の 1 ~ 5 の中から選べ。
なお,関数の値が必要な場合は,巻末の関数表を使用すること。
1.0.43,1.33
2.0.43,1.34
3.0.48,1.33
4.0.48,1.73
5.1.39,0.25
式5・図5
座標回転の式と点Pの位置図。
出題時の関数表

問題文で指定されている関数表です。拡大して確認できます。

令和8年 測量士試験の関数表

出典:国土地理院・令和8年の問題冊子

正解・解説

答え

答えは 3。

正答根拠

答えは 3。x′P ≒ 0.48,y′P ≒ 1.33。

反時計回りの座標回転は,x′=xcosθ-ysinθ,y′=xsinθ+ycosθ。

x=1.08,y=0.91,θ=30°,cos30°≒0.866,sin30°=0.5。
x′=1.08×0.866-0.91×0.5=0.935-0.455=0.480。
y′=1.08×0.5+0.91×0.866=0.540+0.788=1.328。

最も近い組合せは 0.48,1.33 なので,答えは3。

関連知識 回転行列は直交行列なので、回転前後で原点からの距離と2ベクトルのなす角が保存される。逆回転の行列は元の回転行列の転置である。

問題・正答の出典:国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例」。問題・解説は学習用に編集しています。解説は国土地理院が作成・推奨するものではありません。法令や作業規程の改正により、現在の取扱いと異なる場合があります。

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