測量士 過去問 / 令和6年

令和6年 No.8
TS結合多角・点検路線

測量士試験・午前択一

問題

Q8. 令和6年 午前〔No.8〕
公共測量において,トータルステーションを用いた結合多角方式により 1 級基準点測量を行った。図 8 は,平均図に点検路線を加筆したものである。① ~ ⑧ は,観測終了後に行う 水平位置 及び 標高 の閉合差による点検計算のための点検路線を路線番号で示したものである。点検路線の組合せとして最も適当なものはどれか。次の 1 ~ 5 の中から選べ。
ただし,点間距離は全て同じであるものとする。
1.①,②,④,⑥,⑦
2.①,③,④,⑦
3.①,③,④,⑦,⑧
4.①,④,⑦,⑧
5.②,④,⑤,⑦,⑧
令和6年No.8 図8と選択肢一覧

正解・解説

答え

答えは 5。

正答根拠

答えは 5。

点検路線は,既知点と既知点を結ぶこと,なるべく短いこと,全既知点を少なくとも1つの点検路線で結ぶこと,さらに全ての単位多角形が1つ以上重複するように選ぶ。

1× ⑥を入れているが,必要な外側の既知点結合より内側の短い補助路線を優先しており,しかも ⑤・⑧ が入らないため点検のかかり方が不足する。

2× ⑤ が入らず,右上側の既知点を結ぶ点検路線が不足する。

3× ② が入らず,左側外周の既知点を結ぶ点検路線が不足する。

4× 路線数が少なすぎ,左側と上側の既知点結合が不足して全単位多角形にも十分に点検がかからない。

5○ ②・④・⑤・⑦・⑧ なら,既知点と既知点を結ぶ短い点検路線で全既知点をカバーし,全単位多角形にも点検がかかる。

したがって,最も適当なのは 5。

関連知識 多角網の点検では、既知点間を結ぶ独立な閉合経路を設けると、角度・距離・高低差の誤差を閉合差として検出できる。共通辺ばかりの経路を選ぶと同じ誤差が相殺されるため、網全体に点検が行き渡る路線の配置も必要になる。

問題・正答の出典:国土地理院「測量士・測量士補試験問題・解答例」。問題・解説は学習用に編集しています。解説は国土地理院が作成・推奨するものではありません。法令や作業規程の改正により、現在の取扱いと異なる場合があります。

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