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技術士 専門科目(建設部門) 令和4年度 Ⅲ-22|問題と解説
問題 Ⅲ-22
河川計画に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。
1 一級水系に係る河川整備基本方針においては,全国的なバランスを考慮し,また個々の河川や流域の特性を踏まえて,水系ごとの長期的な整備の方針や整備の基本となる事項を定める。
2 河川整備計画においては,河川整備基本方針に定められた内容に沿って,地域住民のニーズなどを踏まえた,おおよそ20〜30年間に行われる具体的な整備の内容を定める。
3 洪水防御計画の策定に当たっては,河川の持つ治水,利水,環境等の諸機能を総合的に検討するとともに,この計画がその河川に起こり得る最大洪水を目標に定めることに留意する。
4 計画高水流量とは,基本高水を合理的に河道,ダム等に配分した主要地点における河道,ダム等の計画の基本となる流量である。
5 計画の規模を超える洪水により,甚大な被害が予想される河川については,必要に応じて超過洪水対策を計画することを基本とする。
正解と解説
正解:3
解説正答根拠
答えは3。
1. ○ 一級水系の河川整備基本方針は、全国的なバランスと河川・流域特性を踏まえた長期的整備方針である。
2. ○ 河川整備計画は基本方針に沿い、地域住民のニーズを踏まえたおおむね20〜30年の具体的整備を示す。
3. × 起こり得る最大洪水を目標として計画を定める点が誤り。正しくは、洪水防御計画は河川の重要度・流域特性等に応じた計画規模の基本高水を対象に定める。
4. ○ 計画高水流量は基本高水を河道・ダム等へ合理的に配分した、主要地点の計画の基本となる流量である。
5. ○ 計画規模を超える洪水で甚大な被害が想定される河川では、必要に応じて超過洪水対策を計画する。
関連知識 河川整備基本方針は長期の基本、河川整備計画はおおむね20〜30年の具体的整備である。最大洪水ではなく計画規模を前提とする。
問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。