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技術士 専門科目(建設部門) 令和3年度 Ⅲ-28|問題と解説

問題 Ⅲ-28

中小水力発電に関する次の記述のうち,不適切なものはどれか。

1 第5次包蔵水力調査における一般水力の発電方式のうち,流れ込み式発電所は地点数,最大出力,年間可能発電電力量のそれぞれの合計が,未開発地点の大部分を占めている。
2 発電計画において決定すべき使用水量のうち常時使用水量は,流れ込み式発電所にあっては年間を通じて355日発電に使用し得る水量である。
3 無圧水路に接続する取水口の位置は,極端な水流の激突や土砂の堆積を防ぐため,一般に川の流れが直線的なところで,土砂や漂流物が流入しないように,河川に直角かやや上流向きに設ける。
4 露出形式の水圧管路の屈曲部では,管をコンクリート製アンカーブロックで固定する。
5 ペルトン水車は,流量が変化しても落差変動が少ない場合には効率の低下が比較的小さいので,高落差で流量変動の少ない流れ込み式発電所に適した水車である。

正解と解説

正解:5

解説
正答根拠

答えは5。

1. ○ 流れ込み式は未開発一般水力の大部分を占める。

2. ○ 流れ込み式の常時使用水量は年間355日使用し得る水量である。

3. ○ 取水口は偏流・土砂堆積を避け、直線的な流れの箇所に上流向き等で設ける。

4. ○ 露出水圧管路の屈曲部はアンカーブロックで固定する。

5. × ペルトン水車を流量変動の少ない流れ込み式に適すると限定する点が誤り。正しくは、ペルトン水車は高落差・比較的小流量に適し、ノズル制御により流量変動にも対応しやすい。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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