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技術士 基礎科目 令和6年度 Ⅰ-5-2|問題と解説

問題 Ⅰ-5-2

下図は、2020年度における産業廃棄物の処理の流れを概算値で表したものである。排出量374百万トンの78%強に当たる293百万トンが、中間処理されて減量化されたのち、再生利用若しくは最終処分されている。 残る22%弱は直接再生利用されるか直接最終処分されている。 次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1 直接再生利用された量は77百万トンで、再生利用量のおよそ40%である。
2 中間処理後に再生利用された量は122百万トンで、中間処理量のおよそ40%である。
3 中間処理により減量化された量は166百万トンで、排出量のおよそ45%である。
4 直接最終処分された量は4百万トンで、排出量のおよそ1%である。
5 再生利用量は排出量のおよそ20%で、最終処分量のおよそ22倍である。
問題図表
問題図表1

正解と解説

正解:5

解説

図の量を保存則で補い、排出量に対する再生利用率などを計算する。数量の単位は百万トンでそろえる。

1.図の未記入量を補う

直接最終処分量は 9−5=4。減量化量は中間処理量から処理後の2流出量を引いて 293−122−5=166。再生利用量は 77+122=199となる。

2.各割合を分母に注意して求める

直接再生利用の割合は 77/199≒38.7%。中間処理後の再生利用は 122/293≒41.6%。減量化は 166/374≒44.4%、直接最終処分は 4/374≒1.07%で、各記述の概数と整合する。

3.全再生利用量を比較する

排出量に対して 199/374≒53.2%。最終処分量との比は 199/9≒22.1倍。倍率は約22倍だが、排出量の約20%ではない。

再生利用量は排出量の約53%。したがって「約20%」とする記述が不適切である。

処理フローの割合は,分子と分母を取り違えずに計算する。再生利用量は直接再生利用77百万トンと中間処理後122百万トンの和で199百万トンとなる。199/374≒53%であり,排出量に対する20%ではない。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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