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技術士 基礎科目 令和5年度 Ⅰ-1-6|問題と解説

問題 Ⅰ-1-6

2つのデータの関係を調べるとき、相関係数r(ピアソンの積率相関係数)を計算することが多い。
次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1 相関係数は、つねに-1<r<1の範囲にある。
2 相関係数が0から1に近づくほど、散布図上において2つのデータは直線関係になる。
3 相関係数が0であれば、2つのデータは互いに独立である。
4 回帰分析における決定係数は、相関係数の絶対値である。
5 相関係数の絶対値の大きさに応じて、2つのデータの間の因果関係は変わる。

正解と解説

正解:2

解説

答えは②。

①.× -1<r<1 とする点が誤り。正しくは,相関係数は-1≦r≦1であり,完全な直線関係では-1又は1となる。

②.○ 相関係数が0から1に近づくほど,正の直線関係が強くなる。

③.× r=0なら独立とする点が誤り。正しくは,相関係数0は線形な関係がないことを示すだけで,非線形な関係はあり得る。

④.× 決定係数を相関係数の絶対値とする点が誤り。正しくは,単回帰では決定係数はr2である。

⑤.× 相関係数から因果関係を判断する点が誤り。正しくは,相関は因果関係を直接示さない。

最も適切なものは②である。

関連知識:相関があっても因果関係があるとは限らない。共通の要因による見かけの相関もあり得る。

問題・正答の出典:公益社団法人 日本技術士会(公式の過去問題・公式正答)
掲載している解説は日本技術士会の公式解説ではありません。

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